BALENCIAGA（バレンシアガ）のウエスタンストライプシャツ。 アメリカン・ウエスタンの要素をフレンチテーラリングで再構築した一着。 シャープなヨークラインと長めのカフス、規則正しいストライプが描く縦のラインが、構築的で洗練された印象を生み出しています。クラシカルなディテールを保ちながらも、現代的なミニマリズムで再解釈されており、シャツ単体でもアウターのような存在感を放ちます。 175cm / 65kgでジャストフィットのサイズ感。タックインでもアウトでもバランスの取れるシルエットです。 Details ・Size：表記（実寸をご確認ください） 着丈：約77cm 肩幅：約46cm 身幅：約55cm 袖丈：約63cm ・Material：Cotton 100% ・Color：White × Gray Stripe ・Made in Italy ・Condition：Deadstock

ドルチェ＆ガッバーナのシルクパジャマシャツ。 シルク特有の上品な光沢と流れるような落ち感が特徴で、肌に触れた瞬間に分かる極上の質感。ネイビー地に配されたドットパターンと、同色のパイピングによるアクセントが繊細なコントラストを生み、リラックスした雰囲気の中にもエレガンスを感じさせます。近年のコレクションに見られる“Luxury at Ease”の哲学を体現した一着で、パジャマシャツのような抜け感と、現代的なシルエットが共存。 着丈：約76cm 肩幅：約48cm 身幅：約57cm 袖丈：約63cm ・Material：Silk 100% ・Color：Navy × White Dot ・Made in Italy ・Condition：Vintage – Excellent

ドルチェ＆ガッバーナのシルクシャツ。 大胆な音楽モチーフの総柄に加え、前立てと袖口にはポルカドットを切り替えたデザインが施され、ブランドらしい遊び心が存分に感じられる一着です。 シルク特有のなめらかな光沢と軽やかなドレープ感があり、肌に触れるときの心地よさは格別。 90年代以降、ドルチェ＆ガッバーナはジャズやクラブカルチャーをモチーフにしたプリントを数多く発表しており、本作もその系譜に位置する希少な一点です。 2000年入ってからシルクはこの分厚さではなかなかやらないイメージ。 単にハイブランドだからとかではなく、派手だけど物が良い。こういう逆張りは僕好きです。 デイリーに着用するだけでなく、アートピースのように所有欲を満たしてくれるアイテムです。 Details ・Size：表記（実寸をご確認ください） 着丈：約77cm 肩幅：約47cm 身幅：約56cm 袖丈：約62cm ・Material：Silk 100% ・Color：Black × Multi Print ・Made in Italy ・Condition：Mint. Recent piece

サンローランが築き上げた「エレガンスと反骨精神の両立」を体現する一枚。ドット柄というクラシックなモチーフを、モードな視点で再解釈し、洗練された遊び心を与えています。まるで音楽やアートと共鳴するように、着る人のライフスタイルそのものを彩るシャツ。ジャケットの下に差せばエレガンスを強調し、デニムと合わせればロックのムードを引き立てる。サンローランならではの「軽やかでいて強い」存在感を放ちます。 モードの歴史に欠かせないメゾンのフィロソフィーを感じられる、稀少なアーカイブ。シルクのような滑らかさと、肌に触れるたびに分かる上質さは、まさにSaint Laurentが築いたスタイルの本質を物語っています。 ⸻ Details ・Size：表記（実寸をご確認ください） 着丈：74cm 肩幅：45cm 身幅：52cm 袖丈：62cm ・Material：Silk 100% ・Color：Ivory × Silver Studs ・Made in Italy ・Condition：Vintage

ジャンポール・ゴルチエを象徴する「既成概念への挑戦」が凝縮された一着。 一見するとシンプルなシャツブルゾンですが、フロントを走るジップ使いや胸ポケットのカッティングに、ゴルチエらしい実験精神が宿っています。80〜90年代のアーカイブでは、ゴルチエは「日常着をモードへと昇華させる」ことをテーマに掲げており、ワークやミリタリーのディテールを軽やかに取り入れるデザインが多く見られました。本作もその流れを汲み、シャツの上品さとブルゾンの機能性を融合させた実験的なハイブリッドピース。 カラーは淡いライトブルー。爽やかでありながらもジップの直線的な表情が緊張感を与え、羽織るだけでスタイリングを引き締めます。ブランドのアヴァンギャルドな姿勢を日常に落とし込む、ゴルチエならではの解釈を感じられる稀少なアイテムです。 ⸻ Details ・Size：（実寸をご確認ください） 着丈：73cm 肩幅：46cm 身幅：54cm 袖丈：62cm ・Material：Cotton 100% ・Color：Light Blue ・Made in：France ・Condition：good

ジャン＝ポール・ゴルチエのアーカイブから、稀少な「シャツブルゾン」。 シャツの軽快さとブルゾンの機能性を併せ持つ設計は、当時のゴルチエが掲げた「日常服と非日常の融合」を象徴するものです。 フロントのダブルジップや立ち襟、胸ポケットといったディテールが実用性を担保しつつ、極限までミニマルなホワイトの色面処理が構築的なシルエットを際立たせます。 羽織るだけでスタイルに清潔感と緊張感を与え、夏場の軽アウターとしても有効。シャツ以上、ブルゾン未満の曖昧な立ち位置が、ゴルチエらしいユーモアと前衛性を体現しています。 ⸻ Details ・Size：表記なし（実寸をご確認ください） 着丈：約70cm 肩幅：約47cm 身幅：約55cm 袖丈：約63cm ・Material：Cotton 100% ・Color：White ・Made in Italy ・Condition：Used – 良好

エルメスの服作りは、常に「本質の洗練」をテーマにしています。 一見するとシンプルな半袖シャツですが、その内側にはブランド特有の緻密なこだわりが隠れています。 選ばれているのは、シルクのような光沢を纏う上質なコットン。 夏のカジュアルウェアでありながら、布地そのものに深みと艶が宿り、動きや光の加減によって青がわずかに表情を変えていきます。その色彩は、地中海の空を思わせるほど鮮やかでありながら決して派手すぎず、身に纏った人の存在感を静かに引き立てます。 前立てには一本のストライプが走り、視線を縦に導きながらシルエットをすっきりと見せるデザインに。過剰な装飾を排しながらも、さりげなく個性を宿すのはエルメスならではのバランス感覚です。 「声高に語らずとも伝わる贅沢」。 テーラードジャケットの下に差し込めば洗練を、素肌に一枚で羽織れば軽やかな自信を演出する――まさにエルメスが体現する“静かなラグジュアリー”の一枚です。 ⸻ Details ・Size：（下記実測値をご確認ください） 着丈：約74cm 肩幅：約47cm 身幅：約56cm 袖丈：約24cm ・Material：コットン100% ・Color：ブルー × ホワイトストライプ ・Made in France ・Condition：Used – 良好（目立つダメージや汚れなし）

かつてのHERMÈSが持っていた、日常を少しだけ非日常に変えるためのアプローチが凝縮された一枚。 本作は、爽やかでありながら奥行きのあるライムグリーンが印象的な、プルオーバータイプの半袖シャツです。 襟元はクラシックなシャツカラーでありながら、前立てはボタンではなく比翼風のスリット仕様。シャツとカットソーの中間のような存在感は、エルメスが「服を道具以上のもの」としてデザインしていた90年代以降のムードを色濃く映しています。 素材は上質なコットン。軽やかでドライなタッチが、夏場でも肌に心地よく寄り添い、洗いざらしでも品を損なわないところにエルメスの格が表れます。シンプルな構造でありながら、色彩とパターンの妙で「さりげなく主役」になる力を持ったシャツです。 カジュアルにショーツと合わせても、ジャケットのインナーとして色の差し込みにしても、着る人の自由に応える一着。エルメスのアーカイブらしい「控えめで、しかし記憶に残る贅沢」を体感できるアイテムです。 • Size：40（実寸をご確認ください） • 着丈：73cm • 肩幅：47cm • 身幅：56cm • 袖丈：26cm • 裄丈：49cm • Material：Cotton 100% • Color：Lime Green • Collar：プルオーバー仕様 シャツカラー • Made in France • Condition：Used – 良好

エルメスが見せるカジュアルは、他のブランドとは一線を画す。 シンプルでありながら計算された色彩設計とディテールが、普遍的なスタイルにラグジュアリーを宿す。 本作はミントグリーンのポロシャツ。襟にはブラックのラインを走らせ、胸ポケットには「H」の刺繍。装飾的ではないのに、近づくと分かる確かな格がここに。 軽やかなコットン素材は盛夏にも心地よく、リゾートシーンから街着まで幅広く対応。さりげなく取り入れるだけで、スタイル全体をワンランク上に引き上げてくれる一着。 ポロシャツといえばというブランドが数多あるが、エルメスに意味を感じる最もなアイテム。 ⸻ Details ・Size：表記 XXL（実寸をご確認ください） 着丈：約73cm 肩幅：約50cm 身幅：約57cm 袖丈：約24cm ・Material：Cotton 100% ・Color：Mint Green × Black Stripe ・Made in Italy ・Condition：Used – 良好

フランスを代表するラグジュアリーメゾン HERMÈS（エルメス）。1837年の創業以来、レザーやシルクといった極上の素材を駆使し、“日常を最高に贅沢なものへと引き上げる”ことをテーマに、世界中のファッション愛好家を魅了してきました。 本作はエルメスのアーカイブの中でも希少な、フロントジップ仕様のコットンシャツ。ミントグリーンの鮮やかな発色が爽やかで、夏らしい軽やかさを纏っています。深めのVネックラインにジップを配し、胸元にはフラップポケットを配置。カジュアルなディテールながら、シルエットや素材の上質さがエルメスらしい気品を演出します。 リゾートシーンでラフに羽織るのはもちろん、ジャケットの下でインナーとして差しても存在感を放つ万能な一枚。静かでありながら際立つ色彩感覚は、まさにエルメスならではのアプローチです。 ⸻ Details ・Size：表記 16 着丈：約75cm 肩幅：約50cm 身幅：約58cm 袖丈：約27cm ・Material：Cotton 100% ・Color：Mint Green ・Collar：Vネック × フロントジップ ・Made in France ・Condition：Used – 良好

イタリアを代表するラグジュアリーブランド ETRO（エトロ）。1968年の創業以来、ペイズリーやボタニカルなど多彩なテキスタイル表現を通じ、クラシックと遊び心を融合させたデザインで世界を魅了してきました。 本作はETROらしい大胆な総柄を、カジュアルなポロシャツのフォルムに落とし込んだアーカイブピース。幾何学や植物モチーフを思わせる緻密なパターンを組み合わせ、スポーティでありながらアートピースのような存在感を放ちます。パープルを基調にした配色が、リゾートから都会までシーンを選ばずスタイリングに映える一枚です。 カジュアルウェアでありながら、纏った瞬間に「ETROの世界観」が立ち上がる――そんな特別な一着です。 ⸻ Details ・Size：表記なし（実寸をご確認ください） 着丈：約74cm 肩幅：約47cm 身幅：約54cm 袖丈：約22cm ・Material：Cotton 100% ・Color：Purple × Multicolor Print ・Collar：Polo ・Made in Italy ・Condition：Used – 良好

イタリアを代表するラグジュアリーブランド ETRO（エトロ）。1968年の創業以来、ペイズリーをはじめとする卓越したテキスタイル表現で世界を魅了し続けてきました。単なる服飾ブランドにとどまらず、“色と柄で世界を描く”ことを使命とし、イタリアンエレガンスを現代に更新してきた存在です。 本作はETROの数あるアーカイブの中でも希少な、ボタニカル柄のコットンシャツ。自然を写実的に描きながらも、全体としては詩的で幻想的な世界観に仕上げられています。南国のパームツリーや花々がリズム良く並び、視線を移すたびに新たな色彩とモチーフが浮かび上がる構成は、まさにETROが得意とする「纏うアート」。 コットンならではの柔らかさと軽やかさが心地よく、プリントの密度が品格を保つため、カジュアルにもドレス寄りにも着こなせる万能な一枚。素肌に羽織ればリゾートライクに、ジャケットの下に忍ばせればインナーとして装いの主役に。ETROならではの大胆さと繊細さが同居した一着です。 ⸻ Details ・Size：表記 40（実寸をご確認ください） 着丈：約76cm 肩幅：約45cm 身幅：約55cm 袖丈：約62cm ・Material：Cotton 100% ・Color：Botanical Print / White Base ・Collar：レギュラーカラー ・Made in Italy ・Condition：Used – 良好

90年代ETROの希少なベースボールシャツ。 深いネイビーベースにホワイトドットを配したクリーンなデザインは、カジュアルながらもエレガンスを感じさせます。軽やかなコットン素材で、夏の羽織りからレイヤードまで幅広く活躍。ペイズリーだけではないETROの多面性を味わえる一着です。 ⸻ Details ・Size：表記なし(M-L) 着丈：約74cm 肩幅：約48cm 身幅：約56cm 袖丈：約23cm ・Material：Cotton 100% ・Color：Navy × White ・Made in Italy ・Condition：Used – 良好

“色を編む”ことで知られるミッソーニ。その本領はニットにありますが、だからこそ――織りのシャツで示された色彩設計の精度は、ひときわ特別です。 本作は、アーカイブの中でも出回りの少ないリネン素材のチェックシャツ。伸縮を許してくれる編み地ではなく、リネン糸の発色と織り密度だけでリズムを作るという、ミッソーニにとっては挑戦的なアプローチ。結果として、青を基調にピンクやイエローの細かな色糸が呼吸するように重なり合い、遠目には静かに、近づくほど豊かに、色が“たゆたう”表情を見せます。 リネン特有のドライタッチと軽やかな通気性は、体温と風を上品に往来させ、洗いざらしでも品が立つ。 ニットで名を成したブランドが、あえて織りで「静かな贅沢」を描いた一枚――ミッソーニの色感とテキスタイル観が、もっともピュアな形で立ち上がっています。 素肌に羽織っても、ジャケットの下で“色の陰影”として効かせても、過剰にならず装いの温度を一段上げてくれるはずです。 ⸻ Details ・Size：40（実寸をご確認ください） 着丈→81cm 肩幅→54cm 身幅→63cm 袖丈→64cm 裄丈→91cm ・Material：Linen 100% ・Color：Multicolor Check ・Collar：レギュラーカラー／胸ポケットあり ・Made in Italy ・Condition：Used – 良好

イタリア最高峰のファブリックメーカー兼ラグジュアリーブランド Loro Piana（ロロ・ピアーナ）。 その名を世界に知らしめたのは、最高品質の天然素材を惜しみなく使い、卓越した仕立てで仕上げるという哲学です。 本作は、その哲学が色濃く反映された90年代アーカイブのリネンシャツ。 生地は上質なリネン100%。繊維の一本一本が均質で長く、しなやかなため、触れた瞬間に違いがわかるほど滑らか。 高い通気性と吸湿性を備え、真夏でも涼やかな着心地を提供します。着込むほどに柔らかく馴染み、自然なシワさえも風合いとして楽しめるのは、ロロ・ピアーナならでは。 色柄は繊細な赤のピンストライプ。遠目には無地のように見えながら、近くで見ると細やかなストライプが立体感を生み、スタイルに奥行きを与えます。 光を受けるたびに表情を変えるその表面は、シンプルでありながら上品な存在感を放ちます。 シルエットはややゆとりを持たせたクラシックフィット。タックインでのドレッシーな着こなしはもちろん、袖をラフに捲ればリゾートスタイルにも自然に馴染みます。 ジャケットのインナーとしても優秀で、オン・オフ問わず活躍できる万能な一枚です。 Loro Pianaのアーカイブだからこそ手に入る、時を経ても色褪せないクオリティと美しさ。 日常に上質を取り入れる、その第一歩として最適なシャツです。 ⸻ ・Size：（実寸をご確認ください） 着丈→80cm 肩幅→50cm 身幅→60cm 袖丈→67cm 裄丈→92cm ・Material：Linen 100% ・Color：Red Pinstripe ・Made in Italy ・Condition：Used – 良好

90’s MISSONI テクスチャードニットポロ イタリアの名門ニットブランド MISSONI（ミッソーニ）。 その代名詞とも言えるのが、色糸を幾層にも重ねて生み出される立体的な編地と、他にはない色彩のハーモニーです。 本作は90年代アーカイブのテクスチャードニットポロ。 うねるような波状の編み目は、変化畝編みと多色ジャカードを組み合わせた高度な技法によるもの。 イエロー、ネイビー、グレー、ライム、ベージュ…複数色の細番手糸を緻密に織り込み、まるで布地そのものが呼吸しているかのような奥行きを生み出しています。 襟と袖口、裾にはリブ編みを配し、シルエットにメリハリをプラス。 ドライタッチで通気性が高く、軽やかな着心地は夏場でも快適。 さらに、動きに合わせて陰影が変化するため、シンプルなボトムスと合わせるだけで十分な存在感を放ちます。 90年代のMISSONIは、今よりも自由で、大胆な色使いと編地の実験が盛んだった時代。 その空気を纏ったこの一枚は、現行コレクションにはない“深み”を感じさせます。 タックインしてドレッシーに、またはショーツと合わせてリゾートライクに。 着こなし次第で、上品さと軽快さを自在に行き来する、大人のためのサマーニットです。 ⸻ ・Size：記載なし（実寸をご確認ください） 着丈→63cm 身幅→47cm 肩幅→40cm 袖丈→22cm ※ニットなので伸びます。 採寸した寸法が最小になります。 ・Material：Cotton Blend ・Color：Multi ・Made in Italy ・Condition：Used - 良好

90年代、Christian Diorが見せていたのは“クラシックを遊ぶ知性”。 その象徴とも言えるのがこのシャツ──一見カオスなようで、すべてが計算された“シルクのコラージュアート”。 全面に配されたのは、ゴルフを楽しむ人物たちのフォトグラフィック。 スウィングの瞬間や談笑シーン、フィールドを歩く背中などが、モノトーン調のリアルな描写で描かれています。 そこに、ギンガムチェックや手描き風のウェーブ模様、幾何学的なラインが組み合わされ、まるで「モダンアートのパッチワーク」のような仕上がりに。 素材は贅沢なシルク100%。 滑らかな肌触りと自然な光沢、そして空気をはらむようなとろみ感は、今ではなかなか見られない贅沢な仕立て。 特にこのような“アート的な総柄”をここまで美しく表現できるのは、シルクならではの特性とDiorの技術力があってこそ。 シルエットはリラックスしたオーバーサイズ。 着る人の体に馴染みながら、シャツそのものが主役となる存在感を放ちます。 無地のスラックスやタックパンツに合わせるだけで、スタイルが完成する“語る服”。 ゴルフというジェントルな世界観と、アートとしての視覚性、そして素材の格。 それらが三位一体となった、90年代Diorの“静かな実験精神”を今に伝える稀有な一枚です。 ⸻ ・Size：L（実寸をご確認ください） 着丈→80cm 身幅→62cm 肩幅→50cm 袖丈→57cm 裄丈→82cm ・Material：Silk 100% ・Color：Multi ・Made in：France ・Condition：Used

90's HERMÈS Geometric Shirt かつてのエルメスが持っていた、“静かな反逆”とも言うべきエスプリを体現した一着。 90年代のHERMÈSは、今よりももっと自由で、もっと実験的でした。 スナップボタンダウンや金メッキのセリエ。 スカーフのように緻密でアーティスティックなパターンを、プレーンなシャツの上に落とし込む──そんな挑戦が許された時代。 本作はその象徴ともいえるジオメトリックパターンのシャツ。 一見すると控えめなトーンのグレー、近くで見るとその構造は緻密かつ立体的。まるで日本の組子細工やアールデコの建築装飾を想起させるようなグリッドが、HERMÈSらしい品格の中に遊び心を潜ませます。 素材は超長綿。触れた瞬間に分かる「生地の格」が、あのデザイナーが言っていたように現在の量産品とは明確に一線を画します。 カフスや襟のつくりも秀逸で、ミニマルながらフォルム全体にエレガンスが宿るのは、エルメスの仕立ての哲学が息づいているからこそ。 ビジネスでも、ドレスダウンでも対応可能な稀有な一枚。 「分かる人にだけ届けばいい」──そんな大人の余裕を纏ったシャツです。 Size : 41 着丈→79.5cm 肩幅→49cm 身幅→59.5cm 袖丈→67cm 裄丈→91cm Fabric : Cotton 100% Color : GreyBlue model 175cm 65kg

1994年、無名に近かったトム・フォードがGUCCIのクリエイティブ・ディレクターに就任したことで、ブランドの歴史は大きく塗り替えられました。 彼が再構築したのは「セクシャルで知的、ミニマルで退廃的なエレガンス」。 このGUCCIは、それ以前の重厚でクラシックなイメージを脱ぎ捨て、より身体性と洗練が交差する“新たなラグジュアリー”を提示したのです。 本作のストライプシャツも、まさにその過渡期を象徴するような一着。 深いブラックをベースに、アイボリーとキャメルのストライプが鋭く走る構成は、クラシックなヨーロピアン・ドレスシャツに見られる「バンカーストライプ（Banker Stripe）」を思わせます。 このパターンは、金融街で信頼と権威を象徴する柄とされてきましたが、フォードはそれを細身のシルエットに落とし込み、「ビジネスと色気」を共存させる服として再定義したのです。 素材には流れるようなしなやかさを持つレーヨンブレンド、または軽やかなコットン。 比翼のないシンプルな前立てや、あえて強調された長めのカフスは、“男性性の輪郭”を際立たせるためのフォード的ディテールでもあります。 また興味深いのは、こうしたシャツが当時のヨーロッパ圏では**“官能的でアメリカ的な服”として捉えられていた**点。 イタリア的なクラシックから、ニューヨーク的なエッジへ──この緊張感が90年代GUCCIの最大の魅力とも言えるでしょう。 一枚で仕上げるも良し、ジャケットの下から覗かせるも良し。 その佇まいは、決して声高ではないが確かに“誘惑”を纏っている。 ・Size：40 肩幅：45cm 身幅：49cm 袖丈：62cm 着丈：76cm 裄丈：84cm ・Material : Cotton 100% ・Color：Black × Stripe（Ivory / Camel） ・Made in Italy ・状態：Good condition

ETRO──1968年創業、ミラノの小さなテキスタイルメーカーから始まり、90年代以降“柄物の帝王”として世界にその名を轟かせた存在。 しかしその本質は、ただの派手な装飾美にとどまりません。 エトロ家は長年にわたり、アフリカやアジア、中東、インドなどの古布や民族衣装、古代ペルシャの美術文様をコレクションしており、それをベースに**「世界の文化をモダンに織り直す」という視座を持ち続けています。 つまりETROの柄は、単なるデザインではなく文明と文明の翻訳行為**に他なりません。 このシャツもまたその思想の延長線上にある一着。 グリーン、ピンク、ブルー、ライラック、レッド、パープル…と軽やかな多色使いながら、一見無秩序に見える配色を、緻密なテキスタイル設計で構成し、調和の美へと昇華させています。 レインボーという単語すら安易に感じるほど、色と色の“間”に知性を感じさせるバランス感。 細かく見ると、ストライプの一部には蜂の巣状の織りや微細なステッチ柄が重ねられており、まるで“音楽の中の倍音”のように視覚的な奥行きをもたらしています。 そして胸元のペガサス──これはETROの創業者・ジンモ・エトロが「ブランドを旅に例えるなら、想像力という翼を持った馬が必要」と語ったことから誕生したモチーフ。 この馬が羽ばたく先には、ボタンダウンというプレッピーな型を通じて、“着る人がどこへでも行ける自由”が内包されています。 ⸻ ・Size：43（実寸をご確認ください） 着丈　82 cm 身幅　120 cm 袖丈　82 cm 裄丈　95 cm ・Cotton 100% ・Color：Multi（ピンク / グリーン / ブルー / パープル 等） ・Made in Italy ・状態：Used - 美品